ちゃららのごくどう日記

土佐弁で、なまけ者とか、ぐうたらな人のことを「ごくどうもん」と言います。自由な土佐の山間から、田舎のおばちゃんが、あれこれ書いてみます。

2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧

灯台は、意外と下暗し

パソコンが、壊れた話の続きである。話はちょっと本題からそれる。私は高知県東部の辺鄙なところで暮らしているのだが、辺鄙なところだから自然はいっぱいで、水も空気も、採れる作物もとっても美味しい。しかし、それと引き換えに、辺鄙な場所であるがゆえ…

沈黙のパソコン

一週間ほど前のことである。ブロック塀から飛び降りるほどの覚悟で「ブログを始めよう!」とか思いたち、はてなブログに登録をした翌日に、なぜか知らんが、パソコンが壊れてしまった。データの復元とか、色々やってみたが、ディスプレイは、青い背景に「自…

藤沢周先生の本は、女性言葉で私を呼ぶ。その2

さて。前回の続きである。呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーンの、アクビちゃんのような可愛らしい声で「私を買って、私を読んで」と呼びかけてきた件の小説は、三篇からなる短編集で、表題作の「ソロ」は一番最初に収められていた。 70ページ弱の短編で、…

藤沢周先生の本は、女性言葉で私を呼ぶ。

私は、読書が好きである。 と言っても、一般素人な田舎のおばちゃんなので、哲学書とか、難しそうな本はあまり読まない。主に小説。文学作品も読むし、エンタメ作品やラノベだって、自分が面白いと思えば何でも読むのだが、最近は老眼のせいで、目が疲れやす…