ちゃららのごくどう日記

土佐弁で、なまけ者とか、ぐうたらな人のことを「ごくどうもん」と言います。自由な土佐の山間から、田舎のおばちゃんが、あれこれ書いてみます。

2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

おんちゃん達の山遊び

前回に引き続き、おんちゃん達の話をもうちょっとしたいと思う。 私の周りのおんちゃん達は、冬場になると山遊びに興じる。 もちろん、お弁当を持って、お山でハイキング……ではない。鉄砲(猟銃のことを、おんちゃん達は、鉄砲と言います)を担ぎ、猟友会の…

高知のおんちゃんは、遊びが大好き

土佐弁で、おじさんのことを、おんちゃんと言う。 これは、親しみを込めた方言で、高知では、親戚の叔父さんのこともおんちゃんと言うし、隣に住んでる、気のいいおじさんのことも、おんちゃんと呼ぶ。関西弁で言うところの「おっちゃん」みたいなもんだ。 …

うちの主人は、人相が悪い

うちの主人は、人見知りな性格である。 初対面の人に対して、自分からニコニコと話しかけることはあまりなく、愛想は良くない。第一印象は「怖そうな人」がほとんどで、かく言う私でさえ、主人と知り合った当初は「この人、何か怒っちゅうがやろか?」と思っ…

ぼちぼち、農業の話をしようじゃないか

私は現在、高知県東部の山の中で、主人と柚子を栽培している。 所謂、専業農家。お米や野菜も作っているが、専門は柚子だ。栽培面積は140アールくらい、と書いても「よーわからん」って人がほとんどだろう。柚子の木を千本ほど栽培していると説明したほう…

ですます調では、語りきれない村上春樹

すべては、私の勝手な先入観のせいである。 村上春樹の作品について何かを語るなら、やっぱり、「ですます調」の文章のほうがふさわしいだろう。なんてったって、村上春樹。文学を語るなら、お上品でないといけない。 なんとなく、そんなことを思って、前回…

村上春樹の「羊をめぐる冒険」について書きました

先月末のことです。Twitterのお友達である胡桃ちゃんに、村上春樹の「羊をめぐる冒険」という作品を薦められて、さっそく読んでみました。 というわけで、今回は村上春樹について書いています。興味のない方は、スルーしてくださってかまいません(笑)。実は…

毎日新聞農業記録賞

去年の八月初旬のことである。 友人から誘われたバーベキューの飲み会で、高校教員をしているH先生にお目にかかった。 H先生は、息子が高校の時にお世話になった、アンジェラ・アキ似の美人先生で、明るく気さくな方である。友人のMさんと何やら話をしていた…